日本災害時透析医療協働支援チーム(JHAT)による災害支援活動と関連研究(臨床工学科 山家敏彦 教授)(2019.04.26)

臨床工学科 山家敏彦 教授

我が国では、慢性腎臓病により約33万人もの患者が週3回、1回5時間の透析治療を受けています。JHAT(Japan Hemodialysis Assistance Team in disaster)は、大規模災害において透析医療を継続するために必要な様々な支援活動を行う医療チームです。
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透析治療には、生命を維持管理する透析装置が必要です。透析装置は、医師をはじめ看護師や臨床工学技士がそれぞれの専門的な立場から治療条件が決まり操作されます。治療は、患者一人あたり週3回、1回5時間程度を要します。被災地においては、透析技術を有する貴重な透析医療スタッフが疲弊しないよう支援することが、患者を救うことに直結します。しかし透析装置は、メーカが変われば、その操作は、全く異なったものとなります。

このため支援を要請している医療施設が使用している装置を把握し、同じ装置の使用経験があるスタッフを派遣しなければなりません。また、支援物資の収集と配給では、時に中継所での支援物資渋滞が起こります。このように支援と受援のマッチング、支援物資の渋滞などは、組織的な支援、対応が必須であることからJHATが組織されました。図1に組織図を示します。

組織的な活動では、命令系統の明確化と迅速対応が必須です。災害ケア研究室では、JHAT本部と隊員相互の連絡、情報共有を迅速、円滑に行うことができるJHAT災害時マネジメントシステム(JDMS)の研究、開発を行っています(図2)。

これにより、JHATの活動である「先遣隊派遣」「災害時透析医療業務支援」「支援物資供給センター設置、運営」などの支援が迅速、円滑に行うことが可能となります。また、JHATは、災害時の透析医療における「支援と受援のあり方」について関係団体と連携した構築を進めています。

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