西田友是客員教授が2017年秋の紫綬褒章を受章(2017.11.27)

このたび、本学の西田友是客員教授(東京大学名誉教授)が、「コンピュータグラフィクス研究の功績」により、2017年秋の紫綬褒章を受章されました。

<現職>広島修道大学教授、UEIリサーチ所長、東京大学名誉教授

<略歴>
1973年 広島大学大学院修士課程修了
1973年 マツダ入社
1979年 福山大学講師
1998年 東京大学理学系研究科情報科学専攻教授
2013年 広島修道大学教授

<受賞理由>
コンピュータグラフィックス分野での長年にわたる世界的な研究業績

<西田客員教授のご紹介>
西田客員教授とは、以前から小宮学長をはじめとして本学教員との学会活動や研究活動において深い交流がありました。本学教員との教育・研究での関係をさらに深めるために、客員教授に就任していただきました。

西田客員教授は、コンピュータにつながるカラーディスプレイが存在していないような1970年代から長年にわたり、コンピュータグラフィックス(CG)の教育・研究に従事されてきました。柔らかい影の表現などCGの教科書では必ず解説されているような基本的な画像生成技術を世界に先駆けて開発されました。また、雲や霧などの光があったときの効果を再現する手法を世界で初めて開発されました。

また、日本におけるCG研究の先駆者である広島大学の中前栄八郎先生のもとで研究を始められ、大学卒業後は自動車メーカーに勤務されていました。「コンピュータにつながるディスプレイが導入されるから、もう一度研究生活にもどらないか」との中前先生の呼びかけにより、大学での研究生活に戻られました。東京大学着任以前は、長年、広島県にある福山大学において教育・研究活動にあたられ、前述のような数々の世界的な業績をあげられました。

これら、CG分野での大きな貢献により、2005年に、CG界のノーベル賞と呼ばれているSteven A. Coons 賞を受賞。アジアからの研究者としては初の受賞という快挙でした。また、2017年にはAsia Graphics Life-Time Achievement Award を受賞されました。画像電子学会フェロー、情報処理学会フェローに選ばれており、CG-ARTS協会理事、画像電子学会副会長・会長などの要職を歴任し、CG関連の学会や教育の発展に多大の貢献をされました。

現在は、広島修道大学にて教授を務めるとともに、UEIリサーチというCG研究所の所長として多くの若手研究者の活動をバックアップされています。それと同時に、ご自身でもプログラムを書かれながら研究活動を精力的に続けられています。

この度のご受章を心よりお慶び申し上げますとともに、先生のご健勝とますますのご活躍を祈念いたします。

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