情報ネットワーク・コミュニケーション学科の丸山研究室がSC15に出展しました(2015.12.07)

2015年11月16日から19日にかけて、最先端のスーパーコンピュータ技術や超高速ネットワーク技術に関連する国際会議に併設された展示会SC15(*1)が米国オースチンで開催されました。本展示会は、米国で毎年開催されており、最先端の専門家を中心に1.2万人の来場者があります。

本学は、独立行政法人 情報通信研究機構(NICT)のブースの中で、共同研究先のNTT未来ねっと研究所と共に、”Real-time UHD Video Processing on World-wide Distributed Cloud Environment”という日米のクラウド設備を連携して用いて、4K非圧縮映像のリアルタイム合成実験を行いました。(図1)

我々の実験は、本学のサーバに格納された4K CG映像とNTT未来ねっと研究所(横須賀)のサーバに格納された4Kの背景映像を素材として用います。これを国内のクラウド設備としてNICTのStarBED3(北陸)および、米国内のカリフォルニア大学サンディエゴ校に置かれたクラウドを用いて合成処理を行います。それぞれのサーバから読みだされた非圧縮映像素材はSDN*2技術を利用してフレーム毎に分解されてクラウドに送られ、日米のクラウド内で一斉に合成処理を行います。このように分散処理を行っているのは、処理時間を削減するためです。合成後の映像を会場のサーバに集約しディスプレイに表示しました。元となるCGの合成素材は、情報メディア学科の小島研究室で作成したものです。右下に見えるクラウドのノード性能監視システムは丸山研究室で作成したものです。(写真1)

本学は、ストリーミングクラウド実験設備を用いて、本実験の中核拠点の1つとして、実験に参加しました。日本側は、研究室の学生を中心に構築・サポートを行ってもらいました。時差が15時間もあるので大変だったと思います。また、色々なトラブルがありましたが、丸山研究室で作成したリアルタイムトラヒックメータ(写真2)などを用いて、トラブルシューティングに貢献しました。今後、共同研究先のNTT未来ねっと研究所と共に、様々な研究発表に繋げる予定です。

*1 SC: International Conference for High Performance Computing, Networking, Storage and Analysis. 主催IEEE Computer Society, 協賛 ACM
*2 SDN: Sotware-Defined Networkは、ネットワークの構成・機能・性能をソフトウェア操作で動的に設定・変更できるネットワーク技術

図1

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